所長メッセージ


     

      会計事務所への就職をお考えの方へ


代表社員税理士 岩 崎 博 信

 ◇今回の募集の背景
  岩崎会計は、昭和49年に私の父である岩崎誠治が創立しました。私は平成7年に入所し、翌年
 税理士試験に合格、平成10年からの副所長職を経て、平成16年に父から所長職を引き継ぎました。
 顧問先の経営者の皆さまをはじめ、職員の皆さまに支えられて、おかげさまで所長就任後12年が経
 過いたしました。
  現在、やむなくお断りせざるを得ないほど、顧問のご依頼を多くいただいております。本当に恵ま
 れたことであると感謝しております。一方で、これまで事務所を支えてこられた先輩職員数名の退職の
 日も遠くなく、これからも顧問先企業様へのお役立ちを継続していくためには、次の世代の人材育成が
 急務であると感じております。「税務・会計で経営者のお役に立ちたい」という熱い志をお持ちの方々
 に一日も早く入所していただき
先輩職員の経験とノウハウをできるだけ多く学んでいただきたいと思
 います。今回の募集は、このような背景のもとに行うものです。


◇岩崎会計が目指していること
  顧問先の経営者の皆さまへのお役立ちのために、私たちが目指していることは、3つです。
 第一に、経営者の皆さまに「社会から信用される決算書・申告書ができて嬉しい」と言っていただくこ
 とです。そのためには、粉飾や脱税の下端を絶対しないことが、必須件です。
(粉飾:実際よりも多く利益がでているように、または財務体質が良いように偽った決算書をつくること。
 脱税:実際よりも利益がでていないように偽った申告書をつくり、税負担を免れること)
 粉飾や脱税を行って繁栄した企業はありません。これらの誘惑から経営者を救い、正しい方向に導いて
 さしあげることが、私たちに課された使命の一つです。そのためには、まずは私たち自身が、清く正し
 く美しく、自分の人生を歩んでいこう
と決意しなければなりません。
  「社会から信用される決算書・申告書」とは、具体的には、金融機関から信用される決算書、税務署
 から信用される申告書、ということです。決算書が金融機関から信用されれば、スムーズに融資を受け
 ることが可能になりますし、申告書が税務署から信用されれば、税務調査の負担も軽減されていきます。
 
岩崎会計が作成する決算書・申告書は、信用できる」というブランドが確立されれば、結果として、私
 たちの全ての顧問先の経営者への役立ちにつながります。
 これからも、正しい決算書・申告書を、大量に世に送り出していきたいと思っています。

 私たちが目指していることの二つ目は、経営者に「経営上のことを何でも相談できて嬉しい」と言って
 いただくことです。
 具体的には、まずは業績をスピーディーかつ正確に把握するための仕組みづくりのお手伝いを行ってい
 ます。現在の業績をできるだけ早く掴み、前年の実績値や計画値(予算)、同業種黒字企業平均値との
 比較により、業績改善のポイントを把握していただく仕組みを構築します。その上で、できるだけ早く
 次の一手を打っていただく・・・そ してその結果を数字により検証する・・・。この繰り返しが、黒字
 を継続するための必要条件であると考えます。
 またこのことに加え、事業承継の問題、人事労務に関する問題等々、経営に関することは何でも相談し
 ていただける関係を築いています。


  三つ目は、経営者の「精神的な支えになる」ことです。
 人が悩んだり頭を抱えたりする原因は、1.問題点が明確になっていないから2.問題点は明確になった
 が、解決方法が分からないから3.解決方法は分かったが、行動する勇気がないか、気力が続かないから
 のいずれかではないでしょうか。この「解決への3つの階段」を一歩ずつ登っていただくための支援がで
 きる組織を、私は創りたいと思っています。(物理的な意味で)岩崎会計に行けば問題点が明確になる。
 解決の糸口も掴める。(精神的な意味で)岩崎会計のスタッフに会えば「よしやってみよう」と元気が
 湧いてくる。そう言っていただけるような事務所にしたいと思っています。


◇岩崎会計の特長

粉飾・脱税の手伝いは絶対にしません。

  私たちは、粉飾の手伝いも脱税の手伝いも一切いたしません。これは会計事務所として当然のことでは
 ありますが、現実社会において、実際にこのポリシーを堅持し続けていくのは容易ではないと感じています。
 実際に私は、今日にいたるまで、どれだけ指導してもなお粉飾や脱税を要求してくる経営者については、
 顧問契約を解約して参りました。たとえ1社でも、このような反社会的な要求に応えてしまうと、「あの
 事務所は粉飾・脱税の手伝いをしている」というレッテルを貼られてしまい、結果として全ての顧問先企
 業様、そして職員の皆さま全員に迷惑が及んでしまうからです。またそれ以前の問題として、社会を欺く
 ような仕事を、私はしたくありません。
  この意味において、岩崎会計においては、「理想(専門家としてこうあるべき)」と「現実(実際には
 このような仕事をしている)」とのギャップによって職員の皆さまを苦しめることはありません。


記帳代行業務もおこないません。
  
私たちは、顧問先企業様の伝票入力の代行業務(以下、記帳代行業務)は一切おこなっておりません。
 理由は二つです。

   一つは、記帳代行業務を続けていては、顧問先企業様の成長がストップしてしまうからです。
 日々の会計を会計事務所に任せてしまうと、業績把握がどうしても遅くなりますので、自分の打った手が
 正しかったのか間違っていたのか、また次に打つべき手は何か、の判断が遅れます。また、数字を読む目
 も養われません。企業の成長のためには、経理は自社で行うべきなのです。会計事務所の役割は、入力指
 導と、入力されたものの監査、です。
 
 記帳代行業務を行わない理由の二つ目は、せっかく会計や税法の勉強を一生懸命している職員さんに、
 記帳代行をおこなわせるのは勿体ないし、失礼でもあると考えるからです。専門家なのですから、より付
 加価値の高い業務に取り組んでいただきたいと思っています。


◇求める人材
 
第一に、ご両親、ご先祖を大切になさる方であること。
 
 
第二に、嘘をつかない方であること。(両親や先祖を大切にするならば、嘘はつけない。)

 
第三に、勉強が好きな方であること。


◇人財教育の方針

 岩崎会計における人財教育の方針は次の二つです。

 1.‘自分から学ぼうとする意欲’を出発点とすること。
    
教えてくれるのを待っていてはいけません。先輩の仕事のやり方を盗んで覚えよう、というくらい
    の貪欲な姿勢がないと、実力はつかないからです。

 2.とは言え、「何を学べばよいかを示すこと」は先輩の役割。
   
そこで岩崎会計では、学ぶべき内容のリスト(400項目以上)を整備しております。これを一つずつ
   学習し、併せてOJTを行うことで、着実に力をつけるこ
   
とができる仕組みとなっています。


◇給与・福利厚生についての考え方

  私は職員さんを第二の家族であると考えています。そこで、経験値や能力が向上するにつれて、確実に給与
 が上がり、将来設計を組み立てやすい仕組みを志向しております。また、例えば子育てや介護などのご家庭の
 事情により、仕事に十分な時間を確保できない場合にも、事務所として、第二の家族として、できるだけバッ
 クアップしたいと考えています。また、資格取得のための支援制度や、万が一、事故や病気で働くことが困難
 になった場合に備えるための制度も用意しております。

 
以上が、今回の採用募集にあたり、皆さまにお伝えしたい内容です。
「人のお役に立ちたい」という熱い想いを秘めた方からのご連絡を、心よりお待ちしております。

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所長経歴

1991年 3月福岡県立小倉高等学校 卒業
1995年 3月慶應義塾大学 法学部 法律学科 卒業
1995年 9月岩崎会計事務所 入所
1996年12月税理士試験 合格
1998年 4月岩崎会計事務所 副所長就任
2004年 7月岩崎会計事務所 所長就任
2007年 1月税理士法人 岩崎会計 代表社員税理士就任

2019年 2月

TKC全国会システム委員会 委員長就任

資格

資格等税理士

行政書士

経営革新等支援機関(財務局・経済産業局認定)